診療グループ
後期研修医募集

腎臓

グループ長挨拶

主任教授 柴田 茂の写真

内科学講座教授
腎臓グループ/研究室
柴田 茂

グループ紹介動画

帝京大学医学部内科学講座腎臓グループ/研究室のサイトをご覧頂きまして、ありがとうございます。新しいホームページの開設にあたり、当グループを代表して御挨拶申し上げます。

「肝腎要(かんじんかなめ)」という言葉にもありますように、腎臓は私たちが健康に長生きするために、欠かすことの出来ない役割を担っています。腎臓内科では、新たな国民病ともいわれる慢性腎臓病(CKD)をはじめ、国民の3人に1人が罹患する高血圧症、蛋白尿・血尿などの腎炎・ネフローゼ症候群、糖尿病関連腎臓病、水電解質・酸塩基平衡異常、急性腎障害、痛風腎、多発性嚢胞腎など、多岐にわたる臨床領域を担当しております。腎センターにおいては、日本透析医学会認定施設として19床のベッドを有し、血液透析導入や入院された方々の血液透析管理を中心に、腹膜透析、療法選択支援、血漿交換療法や各種吸着療法など、様々な体外循環療法を実施しています。

医療圏としては主に東京都城北部と埼玉県をカバーし、練馬光が丘病院・東京北医療センター・堀ノ内病院・明理会大和病院・中島病院など、OB/OGが在籍する基幹施設を核とした病病連携・病診連携を通じ、急性期から回復期・慢性期にわたるシームレスな医療の提供を目指しております。また、本院の理念である「患者そして家族と共にあゆむ医療」への貢献と、埼京地区の腎臓病医療の質向上にむけて、医師に加えて看護師・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー等の多職種が参加するカンファランスにより、職種の垣根を超えた医療情報の共有と連携を行っています。

大学の責務である若手医師の育成については、それぞれの医師の価値観と将来設計を大切にしながら、日々の診療業務を通じた上級医による指導を実施しています。指導にあたっては上級医が若手医師に寄り添った視点で「ともに学ぶ」姿勢をもち、日本腎臓学会や日本透析医学会、日本高血圧学会等の国内学会はもちろんのこと、国際経験を積み幅広い視野を身につけるため、アメリカ腎臓学会(ASN)やアメリカ心臓協会(AHA)等、関連領域の国際学会での発表も積極的にサポートしています。当グループには多種多様な若手医師が集まっており、オープンな雰囲気で、皆が明るく元気に、そして誠実に医療・医学と向き合っています。

研究面では、先人達が築き上げてきた腎臓病学を深め、成書に引用されるような研究成果を目標に、アクティブに基礎研究・臨床研究に取り組んでいます。大学院教育においては、新しい診断・治療法の開発を夢みて未知の領域に挑み、自ら考える力を身につけることで、医学者としての素養が深まり、臨床医としての成長にも繋がるものと考えております。グループの医師は最優秀学位論文賞の受賞、学会・研究会における最優秀発表賞・若手研究者賞の授与などの評価を頂いており、帝京大学から世界に向けて最先端の成果を発信すべく、日々努力しています。

これからも臨床・教育・研究面をより充実させ、大学としての社会的責任を全うして参りたいと考えております。腎臓内科を志す若手医師は出身を問わず大歓迎ですので、ぜひ一緒に頑張りましょう。

経歴

神奈川県茅ケ崎市出身

1999年
東京大学医学部医学科卒業
1999年
虎の門病院、公立昭和病院にて臨床研修 (2003年まで)
2003年
東京大学大学院医学系研究科入学、2007年3月終了 (医学博士)
2010年
米国Yale University留学 (遺伝学部門 Richard Lifton研究室、2014年まで)
2014年
帝京大学医学部内科学講座准教授
2018年
現職

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