研修・入局のご案内

帝京大学腫瘍内科へようこそ

腫瘍内科医になりたい、と思っている皆さんへ

帝京大学腫瘍内科には、

おひとりおひとりにあったキャリアパスを一緒に考えながら、

優れたがん治療医として、診療と研究の第一線で活躍する人材を育む環境があります。

大学病院での豊富な症例を経験し、総合内科をはじめとする関連診療科のローテーションにより、救急診療・総合診療を含め、臨床医としての実力を身につけていきます。日々の診療のなかに多くの臨床疑問(clinical question)や研究疑問(research question)が、あふれています。興味があれば、基礎研究や臨床研究、社会学研究などに参画することもできます。

がん薬物療法専門医、総合内科専門医、地域の総合診療医、学位の取得、基礎研究、公衆衛生研究など、がん診療を基盤としてさまざまなスペシャリストへの道が開いています。帝京大学腫瘍内科では、互いに学び合う場を提供することで、多くのチャンスを皆さんにお示しできます。

 

帝京大学腫瘍内科の特徴

帝京大学腫瘍内科では、学内のみならず学外からも初期臨床研修・後期臨床研修・大学院生を広く募集しています。

2人に1人ががんと診断される現代、がん診療のニーズはますます高まっています。高齢化社会が現実のものとなりつつあるなかで、がんへの罹患だけではなく、COPD、認知症、心疾患、腎疾患、糖尿病など何らかの疾患を併存してもつ方が、がんと診断される機会が増えてきています。

一方で、診断と治療の目覚ましい進歩により、がん治療を取り巻く環境が大きく変わってきています。2000年代から一気に普及した分子標的治療薬、2018年ノーベル生理学・医学賞で話題になった免疫チェックポイント阻害薬、そして、ゲノム情報に基づく個別化医療の実現など、昨今のがん医療は目まぐるしく変化しています。

研究と臨床の距離が近いのががん医療の特徴ですが、帝京大学腫瘍内科では、臨床研究を中心に、新たながんの標準治療を創出するための臨床試験や治験を積極的に展開しているとともに、学内外の研究施設、がんセンター、大学、大規模臨床研究グループなどと連携し、がん診療のオピニオンリーダーとして多くのスタッフがさまざまな分野で活躍しています。

 

帝京大学腫瘍内科は、全国の大学病院の腫瘍内科学教室のなかでも、病床数・スタッフ・症例数の多さを誇っています。特定の臓器や治療法に偏らず、「患者さんにとって何が大切か」を考えながら、おひとりおひとりに最適ながん診療を提供しています。

毎週行われる腫瘍内科カンファレンスでは、腫瘍内科スタッフ、大学院生、臨床研修医、医学生、そして看護師、薬剤師、放射線科、外科をはじめとする多職種のメンバーが集まり、国内外で発信される最新のがん診療のエビデンスやガイドラインなどに関する情報交換を行うとともに、刻々と変化する患者さんの状況に応じた最適な診療方針を立案しています。

将来腫瘍内科に進もうと考えている方はもちろん、腫瘍内科以外の診療科への進路を考えている方にとっても、がんに関する集学的治療の最前線における診断・治療・ケアを学ぶことは、これからのキャリアパスにとってきっと有益な経験になることでしょう。

帝京大学で「がんを学ぶ」強み

帝京大学医学部附属病院は、東京都の2次医療圏のうち最も多い人口規模の西北医療圏(板橋区、北区、豊島区、練馬区)のがん診療を担う地域がん診療連携拠点病院として、地域の医療機関、医師会、行政などと幅広く協働しながら、地域で安心して暮らせるための仕組みづくり、連携や研修、市民向け公開講座などを積極的に行っています。

帝京大学板橋キャンパスは、同じ敷地内に医学部附属病院があり、大学の学部として医学部・薬学部・医療技術学部など、大学院として医学研究科・薬学研究科・医療技術学研究科・公衆衛生学研究科が設置されており、教育・研修・実習・研究などを通して総合的かつ実践的に最新の医療を学べる環境が整備されています。

 

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