主任教授のご挨拶

平成30年4月に主任教授に就任しました塚本 和久です。帝京大学医学部内科学講座は、平成9年に それまでの第一内科学講座と第二内科学講座が統合されて歩み出しました。現在まで、山中 正己 元教授、佐藤友英 元教授、寺本 民生 元教授、滝川 一 前教授のもと、各内科専門診療科が協力して発展を遂げてきております。

内科病棟診療に関しては、総合内科を設けて各内科専門診療科からスタッフを供出して総合内科診療にあたるとともに、専門性の高い診療・治療においては専門診療科が独立したユニットをもって先進的な医療を提供する、という体制をとっています。この総合内科を含めた本内科の病棟診療体制は、平成30年度から開始された新内科専門医制度の基本的概念と合致するものであり、さらには多くの疾病を同時に有する高齢者が益々増加する今後の我が国の医療に必須の体制であると考えております。また、内科として一つの講座であるゆえに、横のつながりが非常に強く、入院診療のみならず外来診療においても気楽に他の専門診療科へのコンサルテーションが可能であり、帝京大学病院が目標とする「患者そして家族とともに歩む医療」を具現化できていると考えております。

今後も、各専門診療科ではその領域に特化した専門的医療を供給する体制を発展させつつ、今まで築き上げてきた各専門診療科が協力しての総合内科診療体制を医局員一同 更に推進してまいりますので、宜しくお願い致します。

帝京大学内科学講座 主任教授 塚本 和久

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