診療科長のご挨拶

2020年度より総合内科の責任者を務めております、内科学講座教授の河野肇です。

当総合内科は、平成9年当時2つあった内科が合体した際にスタートした診療グループで、設立以来現在まで、内科各専門領域の専門医を配し、複数の問題を抱える患者様に対し全人的な医療を提供すべく活動しています。当院の診療の柱である救急診療においては、救急科と連携しながら多くの内科急性疾患の診療を担当し、急性期からその後の治療方針の策定まで深く携わっています。また、内分泌代謝、リウマチ膠原病、感染症、腎臓の内科系各分野における専門性の高い医療を当科所属の専門医が担当しており、他領域の内科専門診療グループと密に連携を取りながら、内科全領域において大学病院に求められる高いレベルの医療を提供するための重要な役割を担っています。またこのような科の特徴から、若手医師や医学生の教育・研修の場として中心的役割を果たしています。

今後超高齢化が進み、複数の問題を抱える方が多くなる中で、複合的な業務を行っている当科の役割は益々重要になると考えております。これからも全人的な、かつ各分野において高レベルの専門性を維持した医療を提供し、大学病院として、また地域医療を支える一員として内科診療において皆様に貢献していく所存でございます。どうぞよろしくお願い致します。

 

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