代謝内分泌・糖尿病グループ/研究室の紹介

臨床

糖尿病・脂質異常症・痛風を主とする代謝性疾患および下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎などの内分泌疾患の診療に携わっている。研究室メンバーが診療する外来患者数は2,000 人を超え、循環器科、腎臓内科、眼科、産婦人科などと連携して糖尿病・脂質異常症・痛風患者の全身管理の質の向上に力を注いでいる。特に、common な生活習慣病であり診療全科から患者が紹介される糖尿病については、血糖・合併症の管理方針に関して適切な助言や連携を行っている。下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎領域などの内分泌疾患にも対応しており、脳外科・泌尿器科・外科・耳鼻咽喉科、また近隣の甲状腺専門病院とも連携している。カンファレンス(症例検討会)を毎週水曜日午後4 時から行っており、医師以外に、栄養部、薬剤部、検査部、リハビリテーション部などのスタッフや学生も参加し、入院症例・稀な症例などに関する情報を共有し、診療上の疑問を提示し議論を行う場としている。この参加メンバーからは、日本糖尿病療養指導士の資格取得者も数多く出ている。また、糖尿病セミナーや研究会などを定期開催することによって、先端知識の獲得に努めると同時に、板橋区を中心とした近隣地区医師との積極的な病診連携を進めている。さらに、当院において長年望まれていた糖尿病患者会の設立についても、現在その実現に向けて具体的な準備が行われている。

コメントは停止中です。